Beyond the Todd
HGABライネック、再販で見かけたので買ってみた。生物感あるものが作りたかったのだ。
スタイルは好きなんだけど、この時代のABS素材がとにかく苦手。
塗装しにくい、工作しにくい、折れやすいの三拍子(個人の感想)なので作る人泣かせなんです。あと油断すると関節プラプラになる。
他にもバッチリ最中割りで、塗装・マスキングの順番は二の次の合わせ目とか、可動範囲確保してると思いきやなぜか干渉するパーツとか…ただこの辺りは頭使ってどうにかなるところなので、楽しく挑みがいがある部分。
大がかりな置き換え工作しなくても、関節補強は対策や情報が出回ってるので、今の技術なりお道具ならなんとかいけるんじゃないかと思い、やっと購入にありついた次第です。発売から何年経ったんだろう。当時から好きでほしかったんだ。
仮組状態。ちょっとだけ、「最新の素材(柔らかプラみたいなやつ)に置き換わってないかなー」とか思っちゃった。ぜんぜんそんなことはなかったぜ。
虫っぽい翅にするために。アクリルで偏光パールの筆塗りしたあと、エナメルのクリアオレンジを薄めて流す感じ。
劇中だとはっきりしたグリーンだけど、虫っぽさとハイパー化した感じを出したかったのでメタリックにすることにした。
黒下地にイエローグリーンのメタリック吹いたあと、上からクリアグリーンでグラデーション。爪とか牙の部分もそれっぽくグラデーションかけました。
あとこの辺から写メがiPhoneに。8になりました。
コンバーターは黒の上からアクリル絵の具の偏光パールを筆塗りしました。「玉虫色」とのことだったのでイメージ的にはちょうどいいかなと。角度や光源によって、赤~緑に見えるみたい。ふしぎ。
いかんともしがたい筆ムラ。かるく水研ぎして慎重にクリアー吹いて、さらに磨きます。
組み終わるころには関節が摩耗しててぽろぽろ落ちてくという。
強すぎるオーラ力に耐えきれなかったのじゃ。
横から見たときのまるっこさがなんとも虫っぽい